下落時の株購入について

 最近、トランプ関税で株価が全世界で大幅に下落した。日本株に至っては、日経平均3万円を割る勢いで下げていき、私の保有資産も大幅に下落した。私は、保有資産の1/3をインデックス株、1/3を日本高配当株、1/3を日本株のスイングトレードで運用しているため、基本的にはスイングトレード以外は長期保有なのだがそれでも、メンタル的には今回の下げでも大丈夫だとおもいつつも自分の保有資産が下がっていく数字を見ていくのはいいものではない。

 その中で去年の8月の下落時に自分の満足いく株購入が出来なかった反省があり、次に下落した時には思い切った購入をしようと心に決めていた。だが、今回の暴落でも思い切った購入ができなかった。原因は余力がなかったからである。今回の下落では、一度ある程度下がった時に株を購入した。しかし、その後により大きな下げがきた。その時には、余力がなかったのである。今回の反省としては、やはり普段から大きな下げに備えて余力資金を残しておかなければいけないと感じた。具体的には投資資金の1割から2割ぐらいは残しておくのが良いかと感じた。

 最近、「JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則」という本を読んだ。その本を読んで感じたのは、余力資金の保有方法を「債権」で持っておくのも良いのではないかと感じた。今回のような下落時に株価は大きく下落してしまい、容易に株を売却する行為はできない。それこそ、株価が上がってくるまで世間でいう塩漬け状態になり、株価が戻ってくるのを待つという時間ロスになってしまう。「債権」と「株」を7:3や8:2で保有し、暴落時に「債権」は相対関係になることがあることから、「債権」を売却し、下落した株を購入することもできると書かれていた。ただ、現金で持っておくよりも運用効率が上がるのではないかと思う。

 結局何が言いたいのかというと、下落した時に思い切って購入するためにも余力資金を残しておくのは本当に大切である。この反省を生かし、次にくる暴落までに余力資金を残すような資産運用に徹したい。

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