改正ジュニアニーサはやるべきか

株式投資

 ジュニアNISA制度が先日改正され2023年で終了する事になりました。結論から言うと小さいお子様がいる家庭はジュニアNISAを行う事をおすすめします。私も子供がいるのですが、これから運用しようと思っています。

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改正ジュニアNISAについて

今回ジュニアNISAで以下の点が改正されました。

 払い出し制限が無くなる。改正される前は18歳まで払い出し制限があり、途中で引き出すと課税が掛かるものでした。その制限がなくなり、18歳前に払い出ししても課税されなくなりました。

 ジュニアNISAの1年間の非課税枠は80万円になります。2022年から始めると2023年までで160万円の非課税枠になります。また2022年4月1日から成年年齢が引き下げになり18歳になりました。よってジュニアNISAを非課税枠で運用できるのは18歳までになりました。例えば、2022年に子供が生まれた場合、ジュニアNISAを18年間運用できます。子供の教育資金等の準備としては学資保険などと比べて運用利率も効率的になる可能性が高く、全然ありだと思っています。

ジュニアNISAを始めるメリット

①家族単位の非課税枠が増える
②教育資金等を貯める事ができる。
③相続税対策にも活用できる。

 現在、株式投資を行う上での非課税枠は、NISAやつみたてNISA、IDECOなどになります。私は、つみたてNISAとIDECOで非課税枠をすべて使用しているのですが、子供がいる家庭などはこれにプラスしてジュニアNISAの非課税枠が増えます。これは、おおきなメリットだと思います。子供が将来、高校や大学で教育資金が必要なその時に手持ちの資金がない場合、解約して教育資金にあてるのも全然ありです。また、両親などから贈与税がかからない110万円の範囲内で贈与してもらい、ジュニアNISAで運用するのも良いと思います。

ジュニアnisaを始めるデメリット


 損益通算ができない。損益通算とは、損失が発生した際に、他の口座の運用益と相殺することです。たとえば、10万円損失が出た時、30万円の運用益と相殺すれば、20万円に対してしか税金がかかりません。少なからずリスクはあるので損失が出る可能性もあります。NISA全般に損益通算ができません。これが唯一のデメリットでしょうか。

まとめ

 私はこれからジュニアNISAを使って、非課税枠制度のフル活用、教育資金等の目的で3人分のジュニアNISA運用をしようと思っています。投資対象は、インデックス投資か米国株ETF投資を考えています。証券口座は、どちらが使い勝手などが良いか比較する目的もあり、楽天証券とマネックス証券でジュニアNISAの口座を分けてみました。使い勝手の良くなった、ジュニアNISAの活用をおすすめします。

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