先日、年1回春のイベント、薪ストーブの煙突掃除を行いました。
今年で薪ストーブライフも5年目になるので、煙突掃除も大分慣れてきました。
結論から言ってしまうと、煙突掃除は・・・・
①自分で屋根に登り煙突掃除する派
②業者に頼んで煙突掃除してもらう派
この2つに分かれると思います。
煙突掃除をするのに準備するもの
私が、まず煙突掃除の時に準備するものは・・・
・煙突内部を掃除する煙突掃除棒とワイヤーブラシ ・軍手
・金ブラシ(100均で購入可) ・ゴミ袋
・命綱 ・ヘルメット ・マイナスドライバー ・養生テープ
・新聞紙 ・脚立(2階ベランダから屋根に登れる高さのもの)
こんな感じになります。これらのものは、ご家庭でも準備できるものが多いと思います。
ただ、屋根に登り高所で作業をするので万が一の時のためにも、安全対策として命綱とヘルメットは必ず準備して作業に臨みましょう。
私が使用している煙突掃除道具はこんな感じです。 ↓ ↓ ↓
ワイヤーブラシ
煙突掃除棒
※煙突掃除棒は1つだと長さが足りなかったため2セット購入しました。
ワイヤーブラシを購入する際の注意点
一般的に煙突内径のサイズは・・・
φ130mm φ150mm φ180mm φ200mm
この4種類になります。薪ストーブを購入した業者に聞くか薪ストーブの設計図を確認して煙突内径にあったワイヤーブラシの購入をお勧めします。
家内での煙突の取り外し
①薪ストーブから伸びている一番ストーブに近い煙突を回すと上に上がるので煙突を上げます。
②煙突を上げた箇所に掃除した時のススが受け取れるようにゴミ袋を設定し、養生テープで落ちないように貼り付けます。
※ゴミ袋を外す時に結構ススが床に落ちるので、気になる方は薪ストーブの周りに新聞紙を引くことをおすすめします。
屋根に登る
①家内の準備が出来たら、いよいよ屋根に登ります。煙突上部からワイヤーブラシを入れて掃除をするのでその準備をします。
②この時に万が一の時のために命綱とヘルメットを必ず着用しましょう。屋根に登るときはベランダから脚立などを設定し、登るのですが安定しない場合は、脚立などを他の人に押さえてもらうと良いでしょう。
③屋根に登ったら、煙突に命綱をかけます。作業する前に一番最初に命綱をかけましょう。
④その後、煙突上部を時計回しに回して取り外します。注意点として私は1年目の煙突掃除の時、煙突上部が固着してしまったのか取り外すのに苦戦しました。外せないときはマイナスドライバーなどで少しこじると取りやすくなると思います。
※煙突トップの写真は、掃除後です。
⑤取り外した煙突上部をベランダなどに仮置きし、後で掃除します。
⑥まずは煙突掃除です。上部からワイヤーブラシを挿入していきます。煙突内部についているススを落とすため「ガシガシ」と上下に掃除していきます。
⑦ひたすら煙突掃除棒をつなげていき、1階の煙突まで掃除していきます。
⑧煙突が少し、曲がっていたりすると引っかかる感覚がありますが、下まで掃除していきます。
煙突上部(トップ)の掃除について
取り外した煙突上部はベランダなどで、新聞紙を引いてひたすら金ブラシでガシガシとススを落としていきます。この時、メンテナンスも兼ねて、外観の点検を行いましょう。
煙突掃除する時に注意すること
・ワイヤーブラシで掃除する時は必ず時計周りで掃除すること。逆回転で掃除していくと、途中で煙突内部でワイヤーブラシが外れ、取れなくなる可能性があります。
私は、1年目の掃除の時、この状態になり、煙突内部からワイヤーブラシを回収するのにかなり苦労しました…..。
煙突掃除終了
煙突の一番下部までワイヤーブラシが届いたら掃除終了です。
これだけのススがとれました。
そんなに量はないですね。ススはさらさらでフワフワしています。
ススがさらさらでコーヒーの粉のようになっている時は、燃やし方が良い、乾燥した薪を使用している事を意味します。シーズンを通して適正に使用できているという事ですね。
使用頻度や乾燥した薪を使用しているか、薪の種類によってもスス量が変わってくると思います。
業者に頼んで煙突掃除する時は・・・
薪ストーブを使用している環境によって、煙突掃除ができない方もいると思います。そんな時は業者に頼んで煙突掃除をしてもらうのが良いでしょう。
一般に業者に頼んだ時の料金は・・・・
¥25,000~¥30,000ぐらいが相場です。
ネット検索でいろいろな業者が出てきますので、自宅から近い業者で料金が割安なとこを選ぶと良いと思います。
まとめ
今回、薪ストーブの煙突掃除方法について説明しました。今回で5年目になりますが、年々慣れてきて作業効率が良くなっています。
初めは少し時間がかかってしまうかもしれませんが約1時間程度で作業が終わるのではないかと思います。
煙突掃除は、煙突内の火事を防ぐためにも大事なメンテナンスです。
ただ、個人的には2年に1回ぐらいの掃除で良いかなと思っています。
安全対策を行い、煙突掃除を行い、薪ストーブライフを楽しみましょう!!
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