【投資の期待リターンとリスクについて】長期投資予想

こんにちは、アラフォーです。

投資をしていると良く聞くのが….

「長期的に〇〇％のリターンが得られる。」

例：インデックスに投資すれば年率４％の利益が得られる。

投資を長年に渡り行っている方は、理解できると思うのですが、始めたばかりの方などは「そうなんだー。ふーん。」。そんな感覚ではないでしょうか？

アラフォーの期待リターンとリスクについて

期待リターン(年率)：４.９０％

リスク(年率)：１６.６５％

これは、「ファンドの海」というブログで金額を入力すると自動計算で期待リターンやリスクを出してくれます。

私は、現在米国株と日本株に半分ずつぐらいで投資を行っているので、５０％ずつです。

長期投資による運用結果の予想

この図は、期待リターンとリスクをこのまま継続して「元本２０００万円」「毎月投資額１５万円」「期間３０年」で運用した場合の予想図になります。

30年間の総投資額は 7400.0万円 です。

いちばん起こりそうな運用結果は 9764.2万円 です（最頻値）。年率にして約 0.9 ％です。

運用結果が 11053.6万円 以上になる可能性は高く（確率70％）、
もしかしたら 15966.7万円 以上になるかもしれません（確率50％）。
しかし、 23063.6万円 以上になる可能性はそれほど高くありません（確率30％）。

期待リターンの複利では 20417.7万円 になります（期待値）。ただしその確率は 36.3％ です。

元本割れする確率は 13.6％ です。

ファンドの海から引用

最も運用結果でおこる確率が高いのは、元本７４００万円に対して、運用結果９７６４万円。約９０％。

ラッキーであれば２億円ぐらいの運用結果がでるかも。

逆に元本割れする確率は１３.６%。

３０年間という長期投資を行えば、こんな感じの運用結果がでますよという確率がなんとなくわかってしまいます。

まとめ

最近次々に生まれている投資商品は、利用者に知識がない事を前提に「〇〇％のリターンがあります」と触れ込む金融商品も少なくありません。

ただ、ある程度の期待リターンが分かっていれば、ハイリターン商品がハイリスク商品だと理解するのも簡単ではないでしょうか。

その辺が分かっていれば、詐欺まがいの投資商品などに引っかからないと思います。

逆に「投資は危険だ」となんとなくの雰囲気で触れているだけのところも多いです。

しかし、本来、投資の期待リターンとリスクというのは「ある程度の幅」と「確率」を表す概念です。

この辺りをしっかりと押さえ、期待リターンとリスクをある程度知っておくことが必要だと思います。

ただ、これはあくまでも統計的な数字なので将来の事は誰にもわかりません。

私は、この期待リターンとリスクを意識していきながら投資をしていきたいと思っています。